中国旅行

2016-09-04

先月下旬に、中国は北京へ3泊4日で旅行して来た。
仕事が暇な夏の時期に、今回は、世界遺産を巡るのがテーマとなったツアーに妻と参加したのだった。
幸運なことに、2日目に突然の夕立ちに遭ったものの、全日程ともに、朝から終日快晴だった。
何と言っても、この旅行の目玉といえば、3日目の歴史深い「万里の長城」を登ることだった。
この日も、天候に恵まれ、快晴の中、沢山の観光客に揉まれながらも、女坂を登った。
険しい坂道を、一歩一歩踏みしめながら、中国の長い歴史を思い起こした。
私は、世界史は苦手なのだが、この時代の王朝はあまりにも有名で、中国人の知恵と工夫が身体全体で感じ取ることができ、感動を覚えたのだった。普段のトレーニングのお陰か、14歳離れた年下の妻に遅れを取ることなく、登り終えた後には、汗ばむ身体が心地良かった。
「万里の長城に登った」
これで一つ、心が豊かになった。一生の思い出にもなる。

大好きな郷土料理だが、中国料理のオンパレードだった。山西料理、点心料理、広東料理、北京料理、四川料理と食したのだが、全体的に、広東料理が一番日本人の口に合うようだった。
私としては、点心の餃子の皮がもっちりとしていて、美味しかった。

北京は、政治・文化の中心地であるので、街並みで際立っていたのが、整備された道路だった。
中国は、土地が国有なので、道路を舗装する場合に、自由が利く。
北京の道路は、只々真っ直ぐだった。
私は、住んでいた東京と比べて、道路事情は、日本よりもずっと良いように思った。
共産主義的な中央集権国家で無かったのならば、将来性のある国だと思った。
中国が好きになった。

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